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Posted by naturum at

2012年02月26日

復興ボランティア‥vol.2

今年も藤岡ボランティアサークルさんのバスツアーに参加させていただきました。

昨年の11月以来、3か月ぶり3回目の参加でした。
(ボランティア活動としては5回目)
しかし、今回は生憎の(前日の)大雪により作業は中止となりました。

ただし、ツアーはそのまま続行。

今回も仙台市若林区にある民間のボランティア(農業再生支援)団体であるReRootsさんにお世話になりました。

今回は今まで行くことの無かった被災地域を見て回りました。
特に被害の大きかった沿岸に近い荒浜地区の津波による被害の爪痕はとてもショッキングな光景でした。

そして、若林ボランティアハウスReRootsさんの代表である広瀬さんによる支援活動の状況、今後の復興ビジョンについての展望、未来に繋げていくための今後の農業の在り方などのお話を聞くことができました。



正直、私の中では、民家の泥出しやがガレキの撤去などがボランティア活動で出来る範囲で、
あとは地元の人たちが地道に復興を目指してやっていくしかないんじゃないかな・・と思ってました。

しかし、ReRootsさんの代表の広瀬さんのお話を聞き、若い人たちの力で何とか被災地の農地・農業を再生・復活させようという思いが伝わってきました。
そして、まだまだ私たち・・県外からのボランティアの力も"復興"に向けて必要とされていることを知りました。


そんなワケで、記事のタイトルもReRootsさんにお世話になった前回から「災害ボランティア」から『復興ボランティア』としました。



(画像をクリックしてください)

11時26分、ReRootsの代表の広瀬さんのお話や仙台の学生ボランティアさんたちの自己紹介等のお話を聞き終え、
これからバスに乗って各地区の被害状況を見て回ります。



農地の用水路確保のため、こちらの道路の側溝の泥を取り出す作業もします。
今日は雪により側溝が水浸しで作業ができませんでした。




荒浜地区に到着。
バスから降りて海辺の慰霊塔まで歩きます。






荒浜小学校です。


体育館が・・


学校の校庭にはガレキと化した回収された自転車やバイク、農業用機械などが並べられています。
この学校に子供たちが戻って来れるのはいつになるのでしょう‥




残っているのは土台だけす。


門の鉄柱も折れています。




津波‥物凄い威力です。




慰霊塔です。
手を合わせました。



この海の向こうから津波がやってきたんですね。



この日も波は荒かったけど、あの日はこの何十倍もの大きな波だったのですよね・・



「ゴーゴー」と波の地響きがします。
無念の声のようにも聞こえます。





鉄筋コンクリートの家だけが辛うじてその姿を残していますが‥


ほとんどの家が、土台だけを残して・・
ここに多くの人々が暮らしていたんですよね。






3月11日のあの日からもうすぐ一年が経とうとしています。

しかし、復興への道筋さえまだ何も‥

国や行政を批判するだけなら簡単です。

でもそれでは前には進みません。

私たち国民一人一人が震災のことを風化させず、力を合わせてコツコツと再生させること。

道のりは長いですが、犠牲になった人たちへの供養の意味でも必ず復興させなくてはなりません。

未来の子供たちのためにも。
  

Posted by らくだ at 23:59 Comments(0) 支援活動